建物が全部アーティストのアトリエになっている59 Rivoilに行ってきました。
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パリ市が管理するこの建物は新鋭のアーティスト30人ほどが入居して日々、創作活動に励んでいます。
google mapで見ると「現在は合法的に使える元占拠地の広々としたアートスタジオ」と書いてあり、「?」と思ったのですが、実はこの場所は1999年に三人のアーティストによって8年前に放棄された建物が占拠されたことから始まりました。
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占拠された数日後から数十人のアーティストが座り込みを始め、ワークショップを立ち上げ訪問者にアートを解放し始めました。
もちろん、行政や世論からの反対もありました。不法占拠したアーティストたちは退去しなければならない時期もありましたが、元パリ市長ベルトラン・ドラノエが建物を買取、2009年、アーティストの存在を合法化し現在まで続いています。


部外者も見学可能で、入場料は無料です。
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長い螺旋階段があり、その階段、壁にも一面のアートでした。
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各階に数名のアーティストがいて活動しています。
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アトリエにいるアーティスト と話をしたり、彼らの作品を買うこともできます。
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写真撮影不可のものもあるので注意!
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この@kirrikooさんをインスタで調べたら、部屋に飾りたくなるような素敵な作品を作る方でした。

居住しているアーティストの一覧はこちらから。日本の方もいました。

インスタのアカウントを持っている人も多いので、お気に入りの作品を探してみるのも楽しいです。

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芸術が部屋の中に収まりきれてない感じ。
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見たことあるやつもいました。
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過去の芸術だけじゃなく、今を生きているアーティストたちにも手厚いを支援しているのが、さすが芸術の都パリだなぁと思いました。
芸術にお金を使うなら、過去の人よりも今生きている人に使いたいですね。



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