「考える人」で有名なロダンの美術館です。
IMG_6510
またまた毎月第一日曜の美術館無料デーを利用しました。
ロダン美術館は予約は必要なく、当日中に入ると「今日は無料でーす」とスタッフに言われてそのまま鑑賞できます。

ロダンの肖像画
IMG_6514
IMG_6515

もともとはロダンがアトリエとして使い、そして暮らした「ビロン館」(Hôtel Biron)と呼ばれる場所でした。

IMG_6513

1911年にフランス政府がここを買い取ることとなったときに、この館を気に入っていたロダンが、自己の作品及びコレクションを国家に寄付するので、美術館として残して欲しいと提案し、ロダンの死後の1919年に「ロダン美術館」として開館しました。
IMG_6511


美術館の一角は小説家のバルザックの像でいっぱいです。
ロダンはバルザック像を作るために彼のことを徹底的に研究しました。

唯一残っていたオノレ・ド・バルザック(Honoré de Balzac)の写真
IMG_6499
これはイラスト。
IMG_6506
彼の生まれ故郷のトゥールまで行き、仕立て屋に彼の体にあった寸法の服を作らせたりするほどの熱心さでした。
IMG_6500
IMG_6502
IMG_6507
IMG_6505

しかし完成品は忠実に再現した体が醜くて、注文主の文芸家協会は引き取りを拒否。
「バルザックはこんなに太ってなかった」と言われたそう。でも、ロダン作ったように彼はとても大食いでした。
IMG_6504
美術館にはたくさんのバルザック像とロダンの代表的な作品があります。
「接吻」
IMG_6516
ピンクの照明が当てられてます。
IMG_6517
「地獄の門」
IMG_6518
「考える人」
IMG_6519


IMG_6522
IMG_6523
IMG_6524
ゴッホの「タンギー爺さん」もありました。ロダンが持っていたものです。

IMG_6525
宇宙人ぽい頭部の像。
IMG_6526
窓から見える庭の景色が美しいです。この日は激寒だったので庭の散策はしませんでしたが天気のいい日だったら最高。
IMG_6527
ロダン以外の彫刻も少しあります。
IMG_6529

こちらはロダンの弟子で愛人のカミーユの作品。
IMG_6528

カミーユの波乱の人生はyoutubeや映画でまとめられていて、彼女の人生を知ってから作品を見るとより楽しめます。



最後に外の彫刻をささっと見て(寒いので)

IMG_6531
IMG_6533
早々にお土産屋さんへ。
実は先日「パリの人気美術館ミュージアムショップ発、おしゃれなお土産9選」でまとめられていた記事を見て、ここのミュージアムショップに来るのを楽しみにしていました。



記事にもありましたが、考える人グッツがかわいいんです。
これは消しゴム。
IMG_6534
考え事を書けるポストイット
IMG_6535
マグネット

IMG_6536
マグカップ
IMG_6537
スノードーム

IMG_6538
えんぴつ

IMG_6539
トートバッグ以外があるの珍しい
IMG_6540
ポーチも可愛い
IMG_6541
IMG_6542
「la beauté est partout」(美はどこにでもある)と書かれたキャップとtシャツ。
IMG_6543
クリスマス仕様のトランプ
IMG_6544
手の彫刻と同じ形をしたアクセサリーはかっこよかったです。
IMG_6545
IMG_6546

最後にギャラリーラファイエットでお買い物して帰宅。
クリスマスの飾り付けが毎年豪華です。

IMG_6548

他にはない個性的でかわいい商品が多くて、お土産にぴったりだと思いました!
美術館の中は窓際に座って彫刻を見ることもできたので、疲れることなく楽しめました。
絵画と違って360度見渡せるのが面白い。
ただ、庭が綺麗だしカフェもあるので気温の高い夏の訪問をお勧めします。

毎月第一日曜の無料美術館巡り



読者登録する

過去作無料一気読み!
ガイックと暮らすフランスの1ページ

    ヒロコ
    Kindle本
    全6冊






単行本発売中!
うちのガイックさん
ヒロコ
ブティック社
2021-07-09





ガイックとのフランス暮らし
ヒロコ
KADOKAWA
2023-06-12